怪獣と幽霊

colormal イエナガによる雑記

衣替え

  草の匂いがするし、アスファルトが熱を保っていて、それに風が吹いてぶわっとする。風は乾いているけど、なんとなくもうじき雨が降るような気がする。完全に夏が近いっぽい。

夏という季節はずっと好きではなかったつもりだけど、夏にあった出来事はいつ思い出しても彩度が高いので文字通り鮮明に思い出せるような気がする。そして夏のことばかり他の季節で思い出し、そのうち少しだけ楽しみになってきたような気がする。

 

  次音源のレコーディングを本腰入れて。前作はギターを安価なアンプシミュレーターで録音していたけど、それをケンパーに変えてからすこぶるイメージに近い音が出るので楽しい。

根がやっぱりギタリストなので、兎にも角にもギターが「気持ちよく弾ける」音だと気分が乗るなあと。高い機材/安い機材と言うよりは指向性の問題なんだけど、例えば画素数の少ないイメージでも好みの色味である方を優先するように、ギターの音色もクオリティと言うよりは方向性が合うことが大事だと思う。

とりあえず3曲ほどギターまで録音した。気持ちよく弾けると人間はサービス心が出てしまうらしく、再録の曲も明らかに手数が増えた。ここまでが具材の切り分けだとすると、今から炒めて味付けをする感じの工程が待っている。

 

  そう、ガパオライスを作った。ナンプラーとバジル入れときゃなんとかなると思って適当に突っ込んだけど美味しい。美味しさの度合いで言えば、金麦の500ml缶が一瞬で消えるくらい。ただスパイシーなだけかもしれない。

音楽でなんの結果も出なかったら料理を猛練習してみんなのライブにフード出店しよう。その折には皆さんよろしくお願いします。

 

  もう夏何着たらいいのか分からないので、ユニクロで適当に服を買った。味付けも分量測ってやらない人間は、服もユニクロでオーバーサイズのものを買っときゃなんとかなると思っている。

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あと、毎度ライブの後に汗をかいたことを反省しているのでライブ用の衣装めいたものも買った。ちょっとバンドマンみたいで嫌だな。

嫌と言うと語弊があるけど、僕は入場SEやMCの良い話、専用の衣装なんかは全てバンドマンだけに許された儀式的な物だと思ってる(のでcolormalではこれら全てをやらない)。

次のライブが夏なので、恐らく非常に後悔すると見越してやっただけ。決して自分ルールは破ってないし、次のライブがちょっと楽しみなんてこともない。