怪獣と幽霊

colormal イエナガによる雑記

2022 振り返り 7-9月

●7月

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 anode EPのミックス作業を2日間で行った。瞳に関しては東京のトリプルタイムスタジオでオンラインミックスを依頼したので、残りの3曲を録音もした日本橋LubLabで行うスケジュールになった。エンジニアの西平さんも我々に対する理解が深まってくれた様で、面倒な処理をお願いする場面も多かったが、お陰様でいい音の作品になったと思う。無限に予算が有れば一生レコーディングだけしていたいと思うくらいに制作は楽しいが、色々と小言を言われながら録音するメンバーは大変だと思う。

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 アーティスト写真の撮影をスパイスアベニューゆう吉(ゲストハウス木雲)で行った。正直言ってしまえば、別に事務所に所属しているわけでもない我々がこまめに写真を更新する必要はないと思うが、後から見返すとその時のモードも思い出せて良いのかも。

スパイスアベニューゆう吉は、引っ越してきてから通う様になった馴染みの店。元々はカレー屋のみの営業だったが、最近は立ち飲み営業も始めたので輪をかけて通う様になってしまった。

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 一旦リリース周りが落ち着いたので夏休み。ブライアンイーノ京都展に行ったりした。アンビエントミュージックに造詣が深いわけでもないが、マツヤマと田井中が行っていたので空前のイーノブームに乗らない訳には行かず。座席が用意されている展示で普通に20分くらい寝れたので、アンビエントっていいものですね。

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おまけでゴールデンカムイ展へ。ヒンナヒンナ。

 

▼聴いていた音楽

 the band apart - 夏休みはもう終わりかい

もう成熟というか、おっさん達がやってるバーベキューとかを横から覗かせてもらってるくらいのテンションで音源を聴いてしまっている。こちらが求める音で、寄せられる期待は微妙にいなしつつ気持ちいい曲をリリースし続けていて素晴らしい。こういうバンドになりたいよね、みんなそうなんだろうけど。

 

 

●8月

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 8/6〜8/7にかけて東京で二日間ライブ。この辺りから最早東京に対する感覚が狂い出した気がする。初日は新宿ナインスパイス、羽生ちゃんの企画だったが終始演者への愛ある企画だったので良かった。初めましてのasayake no atoとはここで挨拶をさせてもらい、来年2月のツアー打診をこの日にはしてもらっていた気がする。
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 2日目は憧れの新代田FEVERにて、草稿さんのイベントに。フォトハイ及びTTUDの力を借りた上でだが、今年やった東京でのライブの中ではトップクラスに思い出深い公演だった。ゲスト参加してくれたU-1ありがとう。

なによりFEVERは楽屋が広いし、ステージへの動線も余裕があり素晴らしい。冗談抜きで楽屋の面積がその日のライブに影響しているとすら思う。終演後は秋に共演が決まっていたkurayamisakaのメンバーや望月起一くんと話し込んだりと打ち上げも楽しかった。信じられないほど泥酔しホテルに戻り、翌日は仕事だったので朝6時の新幹線で帰阪。

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 中旬、笹川真生がかなり久しぶりに関西でライブをするとのことでスタッフをすることに。前乗りしていたらしく、まおちを酒菜うえっちに連れていけたので良かった。うえっちは7年くらい通ってるし、まおっちは仲良くなって5年くらい経った気がする。プルコッチ味噌きゅうり、と言う悪魔級に美味しいアテがあり、二人しておかわりなどして楽しかった。f:id:colormal:20221217185824j:image

 翌日はお手伝い、と言っても転換を手伝った程度だけど。そもそも笹川真生のライブを見ること自体数年前のツーマン以来だったので、配信で見ていたとは言え変化に驚いた。キーボードの千冬ちゃんがアレンジにめちゃくちゃ寄与していたり、鳩くんクロカワくんのリズム隊も進化しまくり。maison(2022)楽屋にいたから聴けると分かっていながらも感動した。

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 8/17 anode EPリリース。もうこのEPに関して語ることは一切ないので、OTOTOYのインタビューやライナーノーツを参照して頂きたく。後は数年後になんとなく再生したくなるかどうかがこの作品の評価ポイントだ。

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 8/21 SUMMER SONIC 大阪へ。1975が本当にオールタイムベストな内容でライブをしてくれるもんだから、本当に泣き踊りみたいな感じになってしまい良かった。すっかりこの体験で「夏って最高」と思ってしまい、海水浴に行ったり花火を見に行くなどしてしまった。根本的にメンタルが流されやすい人間で良かったと思う。

 

▼聴いていた音楽

 パソコン音楽クラブ - KICK&GO(feat. 林青空)

友達が最高の音楽やっててシンプルに泣いてしまった。林青空のシングルをパ音柴田くんと編曲したの、かなり昔になるんですね。パソコン音楽クラブがSee-Voice(名盤)を完成させた後、歌物を作るモードに入っているのが個人的に嬉しい。

 

 

●9月

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 個人的にワンマン以降、新しい音のモードに行きたいと思ってストラトキャスターを買った。American Proffecionalだが、前オーナーがリフィニッシュしたり各パーツを細かく交換しており、それがかなり功を奏して良いギターになっている。端的に言うとブライトな方向になっているが、ジャズマスターで嫌になるほどトレブルに向き合ってきた自分にとってこれくらい暴れ感がないと物足りなかった。

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 anode EPリリースのお祝いも兼ねて、前から共催イベントをしたいねと言っていたyeti let you noticeとパンゲアにて企画 “Chapter 1”

楽しかったし、個人的にここから各バンドに新しいお客さんの層がついたことが凄く嬉しかった。来年は東京で“Chapter 2”をやれるかと思います。

 残りはバンドに向けてのデモ作業がメインで、在処のデモなどがこの頃に出来たと思われる。大学の友人が結婚式に曲を書いて欲しい、と言ったくれたことをきっかけに作業をしていた。

 

▼聴いていた音楽

 Khaki - Overtone

狂った様に2〜3ヶ月聴き続けていたと思う。大阪で聴ける機会もあるといいな… MVが特に良いのでYouTubeで見てください。