怪獣と幽霊

colormal イエナガによる雑記

寝違え

  猫を堕ろすツアー京都編 共演各位とご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。初めて僕がメロディをつけて作った「さまよう」をサポートメンバーの力を贅沢に借りてやりました。処女作には神が降りるってのはある程度本当かもと思ってます。

  打ち上げでは基本的に僕の口の悪さが出まくっておりましたが、お陰でなかなか繋がらないであろう界隈(なんて言いたくない)の方たちとも話せて嬉しかったです。

 

  個人的にはギターの音をかなり変えまして、まあ気づいた人は少ないと思うんですがそれがかなりバチっとハマって。マツヤマくんのベースと合わさって、SSWのサポートというよりはバンドというような説得力を持たせれたかと。

このあたりは僕の練度が一番低いわけで、僕が変わればクオリティが底上げされると思って頑張りたい。

 

  それぞれの正義だとか、文面で言えばすごく綺麗な話の響きになるけれど僕は単純に顧客の楽しいと思う瞬間に水を差すことを言う必要はないと思う。誰もが「あなたの今後のため」と言いながら聖域に踏み込みがち。

こだわりと失礼の認識違いは、パーソナルスペースの概念が致命的に抜け落ちているような居心地の悪さを感じる。

 

  という訳でcolormalは12月から5本のライブを終えまして、ちょっとだけおやすみをいただきます。公演の内容もがっつり変えて、お知らせも携えつつ動けるようになるまで暫くかかると思うので気長にお願いします。

colormalというプロジェクト自体が、宅録少年が外の世界に触れて明るさを取り戻していくドキュメンタリー番組みたいな感じになってきました。

 

  いい音楽はみんなに知られないところで無限にあるなんて言われなくてもわかっていることですが、同じような気持ちで臨んでいる人たちがいい音楽をやっていると本当に楽しいですね。

こんな日に誰も文句は言えないといいな。