ライブ機材 2019
同じ機材でセッティングが一緒でも、人が違えばギターは別の音がする面白い楽器だと思います。あまりに簡素だけどライブのセッティングは可搬性より実はこだわった末であることをご了承ください。決して運搬がめんどくさい訳ではない。
◯ギター
Fender Japan JM-66 (1995)
大学に入学する頃にメキシコ製のジャズマスターを買って、さらに2年生の頃に大学のサークルで利用していたスタジオでレンタル機材だったこのジャズマスターを無理言って売ってもらったものがこちら。
ちなみに1995年製って別にフジゲン期とかでもなく、なんの特別さもない時期のものですが、同い年だから書いてます。
先述のメキシコ製ネックに付け替えていて、ピックアップはレトロトーンのVelvetoneに交換。トーンポットだけ1MΩから500kΩにして、プリセット回路はパスしてある。弦はエリクサーoptiweb 10-46で、ピックはFender白ミディアム。
ブリッジはオリジナルのままで、弦落ちとは無縁でいれるのはメンテナンスしてくれている竹中さん(神様)のおかげでしょう…。ムスタングブリッジは弦間ピッチが変わるので好きではないです。
ノブは高円寺のbridge guitarsで買ったビザールものに、ストラップは花柄アーニーボール(かわいい)にしています。
ライブでは主にセンターで、たまにフロント使うかも。日記の時だけリアを鳴らしますが大体ノリです。
ZOOM G3nのみ。
録音こそケンパーに移行しましたが、基本的にアンプシミュレーターをライブハウス常設のマーシャルリターンに刺す形で運用しています。使っているアンプモデル及び設定は画像の通り。(箱によってEQで微調整します)
その昔は大きなエフェクターボードも組んでいたけど、結局アンプと弾き手でしかないと思ってから今の感じになってます。マーシャルのパワー部の真空管の感じと、4×12のキャビの鳴り方が好きなのもあって合理的なシステム。
「大きな怪獣」でユニヴァイブ/オクターブファズを使ったり、「花に嵐」でオクターブ上のディレイも鳴らしますが全てG3nのみです。あとはアンプモデルのゲインだけAメロかサビによって上げ下げしてる感じです。
箱のマーシャルの具合によって音が可変するのでリスキーではありますが、今のところ対応できてる気はする。マーシャルない時は人から歪みエフェクターを借りてやるくらいには無頓着です。
◯シールド
個人的に肝。
beldenの8412をギターからエフェクターに向かう部分に使ってます。8412はジャズマスターにとにかく合うと思っていて、プレゼンスが落ちるからというよりはミッドより下の生々しさが一番出てくれるのがお気に入りポイントです。
箱によって低音過多だな、となった時はkensei ogata氏謹製の白モガミに変えたりします。4芯のシールドはなんか弾いててうざったくなる時が多いのでどうしても抜けない時しか使わないかもしれません。
エフェクターからリターンに向かうシールドはオヤイデforce77gだけど、正直なんでもいい。
なんと真似しやすいシステムでしょうか!
サポートメンバーのギターを邪魔せず、歌いながら切り替えやすい上に個人的にはコンパクトを並べるより好みの音がなるので文句なし。