怪獣と幽霊

colormal イエナガによる雑記

クリメーション

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 夏から企画していた自主企画“cremation”が終わった。企画なんて初めてで色々と不手際もあり、ご迷惑もおかけしました。(今後は改善します)

まずは来ていただいた沢山のお客さん、ツーマンを快諾してくれた真生ちゃん、代々木Zher the ZOOのスタッフのみなさん、フライヤーを書いてくれた駒澤ちゃん、そしてcolormalをスタッフとして手伝ってくれたみなさんに感謝です。

 

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代々木Zher the ZOOはいいところだ。諸々の僕の至らぬ点を受け入れつつ愛のある仕事をしてくれたと思う。このオリジナルカクテルのポップを見たら分かるよね。ちなみにカクテルのレシピはマツヤマくんによるもの。

 

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ライブはもう見たものが全てだと思うのでうだうだと語っても無粋ですが、直前に色々と問題も起こりかけたけど無事に終わって本当に良かった。田井中くんが体調を崩して、前日に僕が目眩で倒れた時はどうしようとなったんだけど。

ライブ中どこかのタイミングから意識が飛んでいくようにテンションが上がってしまって、なんだか今まで迷ってたこと全部最初からなかったみたいに楽しかったです。やれることは出来たのかな。

 

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 笹川真生は努力と音楽愛の人だと強く思います。あの日の演奏も本当に素晴らしくて、恐らく一聴した人達には良い意味でバックグラウンドを想像させず「天才」と受け入れられているであろう様子が痛快だった。こまめに連絡とったりしょうもない話をする同じような立場の友達って彼しかいなかったので、やっとやれたねって思う。去年の秋に個人的に辛い事から救ってくれたmaisonが始まった時に自分がただのファンだと自覚しました。ありがとう。

 

 終演後に沢山のお客さんと話した。自分も宅録をやっていますって人、岐阜から一人で来たって人、3年前からcolormalを聴いていて就職が決まり都内に出てきてようやく見れたって人。他にも遠方から来た人は沢山いたし、教えてくれる度にすごく胸に来た。こんなバックグラウンドを各々に持ったお客さんを何度も数百人集めるメジャーアーティストは凄いし、自分はいちいち感動しすぎて精神的に疲れちゃうだろうから向いてないなと思ってしまったくらい。沢山サインも書かせてくれてありがとう。僕はお客さんと話すのが面白くて好きなので幸せでした。また遊びに来てください。

 

 今回はスタッフが何人か入っていたんだけど、みんなSNSから「良かったら撮影します」とか「楽器ならやるよ」と声をかけてくれました。恵まれているな。

 

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小林美咲(ばみ)さん。

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シノヅカメグミちゃん。

 

撮影してくれた二人はSNSで撮影したいですと声をかけてくれたのでそのままお願いしました。めちゃくちゃいい出会いだった、ありがとうございました。楽屋が帰省してきた親戚の集まりみたいになっててよかったね。

 

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 あとは今のサポートメンバーがベストだ。他を考えたことがないです。他というか、みんな元々僕の友達だったんだけど。服の好みも性格もステージで一見して分かるくらいかなりバラバラだけど、なんか不思議としっくりくる。まだしばらくみなさんには働いてもらいますのでよろしくね。

 

 本当にいい夜でした。僕はと言えば案の定朝までZher the ZOOで飲み明かし、床で気絶し、採用ハウスでシャワーを借りました。採用ハウスのポストに「ササガワ・キタニ」って書いてあってめちゃくちゃ笑った。

 

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 またこんな日が作れるように、成長して東京に帰ってきます。本当にありがとうございました。さて、このブログで何回ありがとうと言ったのか。周りに生かされているなと最近思います。

猫を降ろす

 この間、休日出勤の後に一人でお酒を飲みに行った。個人的に大好きな居酒屋なので、ひとしきり気になるメニューを頼み、隣のおばさんに気になるから一口分けてくれとせがまれたり、キャパシティを超えた飲酒を済ませてお店を出た。

19時。完全に酩酊していたけど、早い時間に帰ったおかげで最寄駅のベンチで震えながらいろはす500mlを1時間かけて飲むことで回復出来た。

 

 大阪の古いベッドタウン(今は若い人がおらず墓地の前段階近い)に住んでいて、電車を降りた後はバスに乗らないと帰れない。20時すぎのバス停で寒いさむいと漏らしつつ待っていると、猫の声がする。多分飲みすぎたな。駅で猫なんて見たことないしな、とは思いつつもずっと頭の上から猫の声がする。

 猫がバス停の庇を支える柱の上にいた。どこから乗ったのか分からないけど、屋根と細い柱の間で器用に座り込んで鳴いている。子猫と成猫の間くらいの大きさだ。屋根の高さは2m少し。猫ならこれくらい降りたってどうってことないだろうとは思いつつも、延々と鳴いているのでちょっと気の毒になってくる。関係ないけど僕の父は2mの屋根からジャンプで降りようとし、かかとを複雑骨折したことがある。

田舎名物、放置されているスーパーのカゴを持ち上げて猫に飛び降りるよう誘導してみるけど効果なし。この辺りでなぜか少し躍起になって、バス停に少しよじ登ってさらにカゴを近づけたりしてみる。

 

 手を変え品を変え、色々やっているうちに周りに人だかりが出来てきた。成人男性が酔っ払ってバス停によじ登っている先に猫、その周りに後期高齢者。人だかりからちょっと内気っぽい女子高生が出てきて「近くの店から脚立を借りてきます」と話しかけてきた。

断るタイミングを失っているうちに、女子高生がスターバックスの店員を連れて戻ってきた。店員から椅子を渡され、それに乗ってさらにカゴを猫に近づけてみるけどこれもダメ。さらに目立ってしまったあたりで、次は上下ジャージのカップルが「これを使ってください」と猫用のささみを渡してきた。

ささみを片手に、もう一方に買い物カゴをもってスターバックスの椅子の上に立ち、これで椅子から落ちたら通勤中扱いで労災は適用されるのかなんて考える。猫はささみだけ奪い、効果なし。買い物帰りの30代くらいの女性も何故か参加してきた。

 

 酔っ払ってささみと買いものカゴを持ちながら、ジャージ姿の金髪に支えられたスターバックスの椅子の上に立ち、猫に向かっておいでおいで唱える成人男性とその仲間たち。全員後に引けなくなり、小一時間粘る。ジャージの彼女がYouTubeで猫の鳴き声を再生し、女子高生は駅の警備員を探し、主婦は心配してくれる。もういいです、猫は多分降りますとは言えない。

 

 結局猫は柱からすり抜けて、屋根の上に行ってしまって見失った。猫は足元にいる人たちを怖がっていたのかもしれない、いやもしかしたら親猫を呼ぶために鳴いていたのかも、胸に支えつつ家に帰って床で寝たせいでひいた鼻風邪が一週間経っても治らない。

 

 

ここ最近2

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  ここ最近あったことを書くのがブログな訳だから、わざわざタイトルにするのはおかしい。僕が住んでいた田舎町には娯楽がスポッチャの劣化版のような施設しかなく、小学生の頃の僕は母親に本を買ってもらい、それを本屋の横にあるミスタードーナツでオールドファッションとメロンソーダを食べることが唯一の楽しみだったと思う。当時からゲームのセンスはあまりなかったのでクラスの中ではバトルで弱い方だった。あーポケモンがしたい。当方スイッチを持っておらず、誕生日は来年1月です。他意はありません。

 

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 うえしゃまの愛称でお馴染み、上田麗奈さんのアルバムでギターを弾きました。真生ちゃんから編曲の時に声をかけてもらったとはいえ、なんとも不思議な体験ですね。思いついたアルペジオのパターンが面倒でしたが、曲と編曲の素晴らしさに花を添えておきました。あと僕のスクリーンショットが充電少なすぎることが多いのは、完全にそういう人間だからです。

 

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 赤い公園のツアー大阪編を見に行きました。新体制をまだ見たことがなかったので行こうかな、と呟いたところ心優しい方にチケットを譲って頂けたので。僕は津野米咲さんの作る音楽の執念とそれを感じさせない飄々とした楽器アレンジのバランスが本当に好きだったのですが、今ツアーの同期不使用の隙間の多い演奏でそれを再確認しました。赤い公園は近年どんどん編曲が豪華になっていたけど、それらを全部剥ぎ取っても曲の芯がめちゃくちゃに変。

一緒に見たex.ハンブレッダーズの吉野くんと話せて嬉しかった。かなり昔に、まだベースがまっちゃんだった頃一度だけライブを一緒にさせて貰ったことがあったんだけど、吉野くんのギタリストとしてのスタンスがその頃から確立されていたので彼は筋の通った人間だと思います。本当に。

 

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猫カフェで猫を懐柔した様子。猫って勝手に幸せに生きそうでいいですよね。

ここ最近

 最近あったことをまとめて書くのがブログと言う点ではめちゃくちゃ「それ」だと思う。ここ最近は色んな気持ちが押し寄せてきてしんどかったけど、ちょっと落ち着いたのでまとめておく。

 

 色々あり、写真を撮ってもらってきた。また然るべきタイミングで紹介するけど、本当に好きな写真を撮る人だったので緊張しながらも良いものが撮れた気がする。またこれは追ってご紹介させて頂きます。

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  colormalサポートのみんなとヒトリエのライブを観に行った。最後に観たのはコヨーテツアーのスタート大阪。それからずっとwowakaさんの不在に現実感なく過ごしていたけど、改めてその事実を受け止めると共に、歌うシノダさんにずっと頭を揺さぶられっぱなしだったなと思う。写真はウチのベースとイガラシさん。思えばヒトリエを通じて知り合った僕とマツヤマくんなので、彼が憧れの人と緊張しながら話している様子を見て縁って不思議だなと思った。

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 君島くんの初ツアー、“叙景#1”京都編に出演した。詳しくはMCで全部話した様な気がするので割愛するとして、彼の初ツアーで鳴る最初の音を任せてもらえたことが本当に嬉しかった。ともすれば今彼を聴いている層は僕の音楽を良いとは感じないだろうと斜に構えていたけど、蓋を開けたらそんなこと忘れるくらいに楽しかったし、それがみんなに伝わっていた様なのでとてもいいライブが出来たんじゃないかなって思う。写真はニイミココロさん。

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僕は、本人にそんな意思はないのにセンスがいいリスナーに向けられた様に取り上げられる「音楽が生きている」様な人が好きになれなくて、彼もそう周りに囃し立てられる規模になったのかも知れないけど、プレイヤーとしての圧倒的なカッコ良さと曲の随所にある切なさがどうしても胸を掴んで離さない人だと思う。

音楽に完全なオリジナリティはなく、誰もが音楽をたくさん聴いて積み上げたものの上に少しだけエゴが出ることがオリジナリティだと思う。でも近年いる鬼才トラックメイカー達は、積み上げたものを全部バラして再構築する様な凄みがあると思う。

正直僕は前者なので、後者の君島くんが羨ましいと感じるよ。いつも。

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彼とサポート陣から出る音が全部眩しくて、ここ最近悩んだりしんどかったことが一瞬開けた様な気がした。また落ち込むんだろうけど、昨日みたいな夜をまた過ごしたくて頑張ってしまうんだろうね。君ちゃん大好きだよ、ツアーの残りが全部いい日になります様に。

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写真はウチのギタリストと西田さん。マツヤマくんに引き続きメンバーが憧れる人に会わせてあげられる事が嬉しい。

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そして愛されドラマーと石若さん。残念ながら田井中くんは旧石器時代に発掘された化石の様なスマートフォンを使っている為、画質がミミクソの様に悪い。こちらも感慨が湧くツーショット。

 

 昨日は物販も楽しかった。韓国からこのライブを観にきたと言うお客さんがいて、日本語が話せないからとGoogle翻訳の画面を見せてくれたんだけど「関西のオルタナティブロックスター」って言われてめちゃくちゃ笑ったよ。拙い日本語で「写真、撮れ!」って言ってくれたから喜んで撮りました。

あと差し入れもたくさんありがとう。しばらくハイライトのメンソールを求めてコンビニに行く機会が減りそうです。あと檸檬堂は美味いよね。

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ロンTは好評につきほとんどなくなったので、増産してお待ちしております。物販とか本当に興味なかったんですが、こだわって作ったものをお客さんが着てる写真をSNSで見ると悪くない。寧ろ良い。

 

 なんとなく気持ちが開けた今、早くみんなに会いたいなと言う気持ちがあります。ライブ予定書くの疲れたから詳しくはツイッターなんかで。いつでも待ってます。

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cremation

  12月21日に初めての自主企画をする。初めてだけど、東京で、初めてなのに、ツーマンで。僕は本当に計画性とかそういったものがなくて、やれると少し思えた気持ちだけでスタートしてしまった。

そもそも僕は絶対バンドはしないと宣言していた。(よね、とエイプリルブルーの春ちゃんにこないだ言われて思い出した) それが去年の12月に初めてライブをしてから1年間、働きながらバンドと宅録を並行させて、正直精神的にいつも参っているけど本当に楽しいと感じていて。

  なによりこの1年間で出会った人たちが本当にみんな好きになりました。プールと銃口、ラブリーサマーちゃん、コーナーオブカントーレインコーツ(惜しくも解散してしまった)、猫を堕ろす、ライトフライト、エイプリルブルー、クレナズム、Shiki、mekakushe。好きだったFor Tracy Hydeや君島くんとも一緒にやれる。他にも沢山の人やバンド、お客さんを入れるともうキリがないくらい。

恵まれています、色々。だからちょっと今度は自分で東京に行ってみようと思って。今回の対バンは笹川真生。真生ちゃんとはかなり昔の名義からSNSで知り合い、いつの間にやらよく電話してお互い音楽すら関係ない話をお酒飲みながらして、デモ送りあったりして、今インターネット発(この言い方は正直嫌いなのでしたくない)の同じような出自の人の中で一番深くシンパシーを感じている人で。もちろん友達でもあるんだけど。

彼がこの間出した「あたらしいからだ」は正直、本当にとんでもなかった。それまでが悪かった訳じゃないけど、メロディの良さはもう友達とか関係なく普遍的にいいもので、音も一人でやっているとかそういう肩書きが邪魔になるくらいただいい音で。(私的に好きなのは「生きてる方がかわいいよ」で僕は酔うと電話口でこれの収録曲歌いがち。)

仲が良かった友達が一歩先、何歩先も行っている今だからこそ一緒にやりたいと思ったので誘いました。きっと遅かれ早かれ共演したのかも知れないけど、それが他人の手によるものじゃなくて良かった思うし、2019年の終わりにやれることはきっと意味があると思う。

長々語るとアレですが、来て欲しいです。今になって見切り発車で動かした企画の恐ろしさを体感している訳では決してない。断じて。

 

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あと、ギター買った。新品のギター買うのは多分6〜7年ぶり。マホガニーのテレマスターです。どうしてもサブのギターがないとライブと自宅の行き交いがしんどくなって来たのでずっといいものがないかと探していたけど、バッチリいい子です。

今までのギターより重心が下にいて欲しい、倍音が少なめ、リアからフロントまで同じ設定でシームレスに行けると言う要望が全部叶った。ライブでみなさんの目に触れる機会はそこまで多くないかも知れませんが、気分によってはたまにでてくるので仲良くしてあげてください。

馬鹿なりに

  9/28の山口でのライブ終えて9月度ライブが終了した。本当にいい夜だったし、たくさん人が来ていたし、俺は酔っていた。Shikiのスギモトはもっと酔っていて打ち上げで俺の眼鏡をビールに突っ込んだりしてきた。

ライブ活動は凄く楽しいけど、この楽しさに飲まれちゃいけないと思うことが増えた。お酒は飲むけど。今ライブが楽しいと思う要因はいくつかあって、一つは毎回良いイベントに誘われていること。もう一つは今のサポートメンバーで演奏する度に、みんなが自分の作った独りよがりな楽曲をどんどん良いものに成長させてくれていること。

例えばこれがもっとそちらに飲まれたとして。もっとライブの栄えを意識しようとか、動員を増やすためのアレコレをしましょうとなったら、先述の楽しいと思っていた面は途端に面倒さになる(語弊を恐れずに言えば)。僕はそう言うしがらみが嫌で一人でやる音楽に活路を見出した訳で、かと言ってライブ活動をやめる気は今の所ない。

これは、きっといい落とし所があるものだと思う。そのバランスを探すターニングポイントが今年の残りにやってくると思う。俺はとりあえず、サポートメンバーに焼肉を奢りたい。

でも、自分のペースでいいものしか作りたくないしやりたくない。そこは曲げないつもりです。その成果を恐らくもうすぐ見せられるんじゃないかなって思います。本当みんな、いつもすみません。

とてもいい音楽をやる友達が増えて、自分がみんなに対して思うことは「長く続けて」だったりする。俺は正直昨今の天才トラックメーカーには残念ながら独創性や人間としての密度の面で及ばないし、叩き上げのバンドマンには迫力で勝てない。でも、もしかしたらその不安定さに魅力があるなら、と思う。それはFor Tracy Hydeの音源とそれに伴ったツアーでの演奏を見て思ったこと。なぜって詳しく書くの野暮なので書きませんが。

俺は本当に馬鹿で、なんの管理も出来ないので身体壊したり人に嫌われたりしてしまう計算のない人間ですが、そんな馬鹿なりにこんな事考えるくらいには楽しいという事です。どれくらい楽しいかは今年の残りにある公演に来て確かめてください。(詳細はツイッターで)

とりあえず、グッズ作らなあかんな、というのは察知してます。許して。あと音源な、絶対最高にするので待って。

夏の思い出

  正直に言いますと、すっかりブログの存在を忘れておった訳です。もちろんそれなりに忙しくはあったのは事実ですけど。でもこれ以上書かないままだと、途中で投げ出して殆どが綺麗なページの日記帳を増やしてきた過去と同じなので取り急ぎ書きます。

  普段は会社員しているので、世間と同じくお盆のタイミングにお休みがありまして。車で四国に遊びに行ったり、浴びるほどお酒を飲んで人と喧嘩したり、友達の笹川真生のライブを見に行ったりしてました。

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まだ春先だった頃に「ねぇママ」の音源が送られてきて、それからずっと相談受けたりしてきた真生ちゃんのアルバムも今週発売かと思うと感動するなあ。ライブではスタッフとして楽しく混ぜて貰いました。別にライブでなくて構わないから遊ぼうね、真生ちゃん!

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  8月の終わりはmekakusheことヒロネちゃんと弾き語りでツーマンを。ヒトリエのシノダさんが繋いでくれた関係ですが、まあ本当に凄いものを見させて貰いました。ここ最近の「音楽が服着て生きてる」みたいな天才肌の人っぽさもあるけど、人間臭い感じも強くて。何より僕はコードワークの緻密さとか、間の完璧さに引き込まれちゃいました。後日ヒロネちゃんとご飯を食べに行ったんですが、共通の友達である真生ちゃんの話やらaikoの完璧さについて熱く語ったりしました。

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  そして昨日はFor Tracy Hydeのツアー大阪編でバンドセット。僕は今まで彼らのファンで、去年の来阪時には僕はライブハウスのPAで、今回は同じステージ。縁は異なものとはこのことでしょうね。我々はやれるだけのことを思い切りぶつけておきました。あれは一旦気持ちの清算だなと、思ってます。

僕もサポートメンバーも、音やフレーズを毎回変えたり追い込んだりするこの感じが僕としては今一番楽しくて。新曲もライブでお披露目したり、既存のものも新しい視点で見れたり。プレイヤーとしてちょっと熱が入ってきてるのを感じています。

  そんな我々の次回ライブは9/28、山口周南riseにて。遠方ですし、そこまで頻繁に行けはしない土地だと思うので目一杯やらせて頂きます。

それでは、またアルコールの海に漕ぎだしますので!