怪獣と幽霊

colormal イエナガによる雑記

馬鹿なりに

  9/28の山口でのライブ終えて9月度ライブが終了した。本当にいい夜だったし、たくさん人が来ていたし、俺は酔っていた。Shikiのスギモトはもっと酔っていて打ち上げで俺の眼鏡をビールに突っ込んだりしてきた。

ライブ活動は凄く楽しいけど、この楽しさに飲まれちゃいけないと思うことが増えた。お酒は飲むけど。今ライブが楽しいと思う要因はいくつかあって、一つは毎回良いイベントに誘われていること。もう一つは今のサポートメンバーで演奏する度に、みんなが自分の作った独りよがりな楽曲をどんどん良いものに成長させてくれていること。

例えばこれがもっとそちらに飲まれたとして。もっとライブの栄えを意識しようとか、動員を増やすためのアレコレをしましょうとなったら、先述の楽しいと思っていた面は途端に面倒さになる(語弊を恐れずに言えば)。僕はそう言うしがらみが嫌で一人でやる音楽に活路を見出した訳で、かと言ってライブ活動をやめる気は今の所ない。

これは、きっといい落とし所があるものだと思う。そのバランスを探すターニングポイントが今年の残りにやってくると思う。俺はとりあえず、サポートメンバーに焼肉を奢りたい。

でも、自分のペースでいいものしか作りたくないしやりたくない。そこは曲げないつもりです。その成果を恐らくもうすぐ見せられるんじゃないかなって思います。本当みんな、いつもすみません。

とてもいい音楽をやる友達が増えて、自分がみんなに対して思うことは「長く続けて」だったりする。俺は正直昨今の天才トラックメーカーには残念ながら独創性や人間としての密度の面で及ばないし、叩き上げのバンドマンには迫力で勝てない。でも、もしかしたらその不安定さに魅力があるなら、と思う。それはFor Tracy Hydeの音源とそれに伴ったツアーでの演奏を見て思ったこと。なぜって詳しく書くの野暮なので書きませんが。

俺は本当に馬鹿で、なんの管理も出来ないので身体壊したり人に嫌われたりしてしまう計算のない人間ですが、そんな馬鹿なりにこんな事考えるくらいには楽しいという事です。どれくらい楽しいかは今年の残りにある公演に来て確かめてください。(詳細はツイッターで)

とりあえず、グッズ作らなあかんな、というのは察知してます。許して。あと音源な、絶対最高にするので待って。