分かるか
みんな分かりやすい天才が大好きになりつつあるかもしれない。単純で分かりやすいものがウケる、から消費側(浴びる側)が微妙に体裁を気にして「分かりやすい小難しさ」を好きだと公言するようになったのかな。
でも僕はいい意味でバックボーンが見えて、10年後も本人たちが恥ずかしがらずに見せられる才能が好きだなと思う、特に音楽においては。
shikiのアルバム全国流通とそれに対するレスポンスを見て、勝手に僕のステレオタイプな考えが報われたような気持ちになった。という訳で、Shikiのアルバム「Season +2」に寄せてコメントをさせていただきました。
海外との対比とか、Z世代のJ-POPがどうなるかとか心底興味がない。ただ一度聴いたら歌えるようになるメロディと、繰り返し聴くと自分だけが見つけたような気持ちになれるギミックのある音楽が大好き。いつか一緒にライブがしたい、置いていかないでくれ、お前たちもメジャーに行くのか?
次回colormalライブはこちら。
夏botさんというソングライターは、本当にいいメロディと歌詞を書く人だと思う。エイプリルブルーでハッキリとメロディの輪郭が見えるようなJ-POP的アプローチをされるとそのことをまざまざと思い知らされる。エイプリルブルーの歌詞は春希さんですが、そのことに夏botさんのポップセンスが引っ張られてるように思う。
僕は機材を鳴らすためにシューゲイザーをする、というような手段と目的が入れ替わった音楽を心から好きとあまり思えない。僕がfor tracy hydeを好きと思えるのは、彼のソングライターとしての芯が素晴らしいからだと思う。
つまり、楽しみにしているということ。
あと、夏も終わり始める8/31にmekakusheとのアコースティックツーマンが決まりした。ヒロネちゃん時代から一方的なファンだった僕にとってあまりにサプライズ、光栄。アコースティックセットなのをいいことに、新曲のお披露目も含めてやりますので是非。
mekakusheは先日コドモメンタル所属が決まったとの報が。自分のことのように嬉しい。僕は「死と魔法」に救われた夏が過去にあった。
小慣れた告知になってきてしまったけど僕はバンドマンではない。アコースティックアレンジも練ってますが、多分ギターが好きなんだぞという気持ちが前面に出ます。普段はやささくくんの上手さの陰に隠れてますが割とギター、弾けます!